駒場キャンパスSaferSpace(KOSS)とは
駒場キャンパスSaferSpace(KOSS)は、女性や性的マイノリティを含む多様な学生が、安心感と帰属感を持ちつつ、相互の経験と学知から学びあう場/コミュニティの構築を目指すプロジェクトです。
KOSSの目的は、専門家から当事者学生への垂直的な支援の提供ではなく、専門の研究者・院生と学部学生の双方が参加する水平的ネットワークを通じたダイバーシティ教育・研究です。学知に裏付けられ、かつ当事者性を持つ、サポートと学びの共同体の構築を目指します。
KOSSが利用者に提供すること
KOSSには、ジェンダーやセクシュアリティをはじめとするダイバーシティ・イシューについて先端の研究を進めている大学院生がアドバイザーとして参加しています。学内外で目にしたり、気になったりしているダイバーシティ・イシューについて、そのような先輩たちと、あるいは学生同士で、おしゃべりしたり考えたり、愚痴をこぼしあったり励ましあったりしたい、という時に、KOSSは、比較的安全で、多様性の尊重される場を、提供します。
けれども、KOSSが提供するのはそれだけではありません。
KOSSはまた、ダイバーシティ・イシューを理解し社会における多様性の問題に取り組むための知識と実践経験を身につける場でもあります。学部学生にも、ジュニア・スタッフとして、院生アドバイザーの助言を受けつつ、
KOSS主催イベントの企画を担う機会があります。
学外の利用者に対しては、KOSSは、ジェンダーやセクシュアリティをはじめとするダイバーシティ・イシューについて、専門的な学知を還元します。
1
学内一般利用者
安全で多様性の尊重される場で、学内外でのダイバーシティイシューについておしゃべりしたり考えたりする
2
ジュニア・スタッフ
(学部学生)
ジュニア・スタッフ
(学部学生)
ダイバーシティイシューを理解し、それに取り組むための知識と実践経験を蓄積する
3
院生アドバイザー
(大学院生)
院生アドバイザー
(大学院生)
先端的な学術的知見を提供しつつ、専門家としてダイバーシティイシューに関わる実践経験を蓄積する
4
学外一般利用者
公開イベントなどを通じて、ダイバーシティ・イシューに関する学術的知見を知る
KOSSの年間の活動
KOSSの年間活動は、以下の4つを主要な軸として展開されます。