【通常開室企画】読書会:楊双子『台湾漫遊鉄道のふたり』
- makikoiseri
- 7月1日
- 読了時間: 1分

楊双子の『台湾漫遊鉄道のふたり』は、台湾文学として初めて、日本翻訳大賞、さらに全米図書賞・翻訳部門を受賞した作品です。
今回は、クィアとポストコロニアリズムの視点から、『台湾漫遊鉄道のふたり』を読みます。
「愛」と名付けることのできないクィアな情動を手がかりに、歴史の余剰として締め出された植民地女性の生の経験とアイデンティティを読み、想像します。
担当者が解説・コメントを用意してくるため、お気軽にいらっしゃってください!
■ 文献
三浦裕子訳『台湾漫遊鉄道のふたり』中央公論新社、2023年。
楊双子『臺灣漫遊錄』春山出版、2020年。
※ 文献はKOSSにあります。詳細は開室時にスタッフまでお声がけください。
■ 日時
2025年7月4日(金)15:00-17:00
■ 場所
KOSS(102号館1階)
■ 対象
東京大学に在籍/勤務する学生、教職員(※学内限定イベントです)
■ 言語
日本語(参加者が参照する文献の言語は問いません)
情報保障やその他のサポートが必要な方は事前にご相談ください。
■ キーワード
「百合小説」、クィア、ポストコロニアリズム
■ 担当
魏韻典(総合文化研究科言語情報科学専攻 博士課程│KOSS院生スタッフ)